スキルを使う目標を立てる
スキルと目標
スキルアップは使う目標を立てて行うことが重要です。
スキルアップをしようという意欲は大事です。しかしそれをどう使う目標があるかどうかで努力の質が変わってきます。実際にスキルを使う目標があれば、スキルアップの効率は高まります。
スキルを使う目標があれば、スキルアップのための努力が苦になりません。
目標の力
スキルアップのための努力は楽ではありません。ただ身につけたいという漠然とした目標は、スキルアップのための努力を後押しする力としては少し弱いです。
しかし、どう使うかという目標があれば、まずどこまで達成するというマイルストーンを設定できます。マイルストーンがあればまずはそこまで頑張ることができるでしょう。スキルを使う具体的な目標は努力する力となるのです。
目標の例
目標がない努力は難しいです。
ゲームのレベル上げや資金稼ぎで考えてみましょう。ひたすら経験値や資金を稼ぐ目標は何でしょうか。ただレベルを目標値まで上げたり、資金を目標値まで稼いだりすることだという人はそんなに多くはないと思います。次のボスを倒すための適正レベルまで上げる。購入できる装備を集めるといった目標があるから、単調な作業でも頑張れるのです。
スキルアップも同じです。
ただ知識を蓄えるための語学だとかプログラミングの勉強をすることは難しいです。目標がなくても、しないよりはした方が知識が増えます。少しずつでも知識を蓄えておけば実際に覚えた言語を使うだとか、何かのプログラミングをするというときの手助けになるでしょう。しかし、最初から海外で言語を使うだとか、便利なプログラムを作りたいという目標があるのでは勉強の効率は高まります。目標を達成するためには何が必要か、必要なものはどうすれば身につくのかという意識が、漠然とした努力を目標実現のための努力に変えてくれるのです。
まとめ
スキルアップをしようと思うのであれば、使う目標を立てるようにしましょう。
明確な目標がなくとも努力することには意味があります。しかしただそのスキルを使える人になりたいだけであれば、実務に活用している人との差は縮まりません。スキルを身に着けるのであれば、それなりに使えるレベルである必要があります。使えるようになるまでの時間を縮めるのが明確な目標です。スキルアップすることでしたいことが明確であれば、マイルストーンを設定しやすくなります。マイルストーンに向かって努力し、実際に活用するのを前倒しするくらいにしましょう。