基礎は完璧に理解すべき?大事なのは基礎を元に上を目指すこと

どうも、いおねむです。
あなたは知識を身につけるときに、基礎にこだわり過ぎていませんか?
もちろん基礎をしっかり理解することは大事です。
ただ基礎の理解にこだわり過ぎて、前に進まないようだと本末転倒ですよ。
基礎の習得にこだわりすぎないようにしよう

新しいものを生み出そうと思ったら、基礎の習得にはこだわらない方がいいです。
学校では、基礎を身につけることを重視していますよね。
基礎がしっかりわかっていれば、発展的なことを学ぶときに混乱しないでしょう。
では知識が完璧になるまで、基礎を勉強しないといけないのでしょうか。
私はそんなことないと思っています。
基礎を完璧にしても、新しいものを作り出すことはできません。
基礎の習得にこだわらずに、ドンドン前に進んでいきましょう。
基礎を完璧にするだけじゃ過去の人と変わらない

基礎の習得にこだわらないといっても、基礎がどうでもいいってわけじゃないです。
でも基礎を必要以上に勉強したところで、新しいことは生み出せません。
大事なのは、基礎を元に新しいことを生み出すことです。
あなたはGoogleの論文検索サービス、Google Scholarはご存知でしょうか。
Google Scholarには、「巨人の肩の上に立つ」という言葉が書かれています。
この言葉の中の巨人とは、人間がこれまでに積み重ねてきた知識のこと。
過去に積み重ねられた論文という知識の上に立てば、新しい発見があります。
基礎を完璧にして得られる目線は、今いる巨人と同じ高さでしかありません。
より高いところを目指すためにも、基礎より先に目を向けましょう。
新しいものを作るための知識は基礎より他分野の知識

新しいものを作り出すときには、基礎より他分野の知識の方が役に立ったりします。
たとえば、ソフトウェアのプログラムを作るときに、必要な基礎ってなんでしょう?
もちろんプログラミング言語の理解は必要ですよね。
プログラミング言語からさかのぼって、回路の知識もあれば強みになるでしょう。
もっと掘り下げて物理や数学の知識もあれば、より良いかもしません。
でも実際そこまでの知識がなくても、プログラミングはできますよね。
新しいプログラムを考えるときは、むしろ基礎以外が必要なのではないでしょうか。
もしかしたら使用現場の知識だとか、デザインの方が役に立つかもしれません。
基礎はあった方が良いですが、基礎にこだわり過ぎないほうが良いでしょう。
いまの私たちがやるべきなのは、新しいものを生み出していくことです。
新しいものを生み出すためにも、基礎以外の知識を学んでいきましょう。
まとめ

今回は、基礎を理解することにこだわらないということをお話ししました。
私たちは子どもの頃から基礎が大事と刷り込まれ、基礎がないとダメだと思いがちです。
でも基礎知識を身につけることに、気を取られるといつまでたっても前に進めません。
大事なのは基礎知識を完璧に理解することではなく、基礎知識の上を行くことです。
基礎の理解にとらわれないで、わからなかったら戻るくらいの意識でいきましょう。