アイデアは被っていい!同じアイデアを再活用するときに考えること
どうも、いおねむです。
新しいアイデアを考えるのって難しいですよね。
でもアイデアは、新しいものを考え出さなくてもいいんです。
昔誰かが使ったアイデアを上手くアレンジして、再活用するのも1つの方法ですよ。
過去に使われたアイデアを上手く再活用しよう
あなたには、新しいアイデアを出さなきゃいけないときってありますか?
アイデアを思いついたけど、前に誰かがやっていたなんてこともあるでしょう。
でも前に誰かがやったアイデアだからといって、使ってはいけないわけではありません。
あなたなりのアレンジをすれば、全く別の結果を出すことができるはずです。
結果を出すためには、昔使われたアイデアも、上手く再活用していきましょう。
同じアイデアを再活用してもいい理由
過去に使われたアイデアであっても、時代が変わればぜんぜん違う結果を出せるようになります。
同じアイデアであっても、時代が変わればイメージも変わってくるでしょう。
たとえば電車からの連想で、非接触の交通系ICカードだとか、ホームドアとか、車内ビジョンだとかが思い浮かびますよね。
でもこれは現代だからこそ、連想できるイメージではないでしょうか。
30年前に交通系ICカードやホームドア、車内ビジョンなんかをイメージできる人は、そんなにいないでしょう。
自動改札機すら思い浮かばないかもしれません。
時代の変化は、アイデアと結びつく要素を変えてしまうものなのです。
ここで安宅和人さんの「イシューからはじめよ」という本から得た知識を紹介しますね。
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ノーベル賞学者である利根川進さんは、師匠であるダルベッコさんという方に、次のように言われたそうです。
「トネガワはそのときアベイラブルなテクノロジーのぎりぎり最先端のところで生物学的に残っている重要問題のうち、なにが解けそうかを見つけ出すのがうまい。」
時代が変われば、同じアイデアでも全く新しいことをできるようになります。
アイデアの選択肢を増やすために、昔のアイデアについても調べるようにしてくださいね。
子ども向けTVから考える同じアイデアの再活用
ここで子ども向けTVを材料に、アイデア出しについて考えてみたいと思います。
子ども向けTVのスーパー戦隊シリーズってありますよね。
スーパー戦隊シリーズは1975年から40年を超えて、50作近く続います。
そんなスーパー戦隊シリーズの戦隊アイデアというのは、基本的には複数のヒーローヒロインとなんらかのモチーフの組み合わせといって良いでしょう。
たとえば1979年のバトルフィーバーJという作品は国をモチーフにしていますし、2000年の未来戦隊タイムレンジャーという作品は時間がモチーフになっています。
2009年の侍戦隊シンケンジャーという作品は武士がモチーフですね。
しかしこんなに長い期間続き何作もあるシリーズで、アイデア被りはないのでしょうか。
結論からいうと、同じモチーフの戦隊は結構あります。
たとえば忍者をモチーフにしたものは、1994年の忍者戦隊カクレンジャー、2002年の忍風戦隊ハリケンジャー、2015年の手裏剣戦隊ニンニンジャーと3作品ありました。
恐竜というアイデアを温存していて、実際に使ったのは16作品目ということもあるので、昔はモチーフを被らないようにしていたのでしょう。
しかし現在に至るまでには、同じ忍者、車、警察、魔法など同じようなモチーフを繰り返し使っていたりするようです。
同じモチーフでも、映像作成の技術の変化や社会の移り変わりなどで、同じような作品を作ることはありません。
昔の経験を踏まえて新しいことを考えているわけですから、同じモチーフだとしても、全く違う作品になりますよね。
同じアイデアであっても、時代の変化や前の経験を活かせば、全く別のものを作り上げることができるのです。
まとめ
今回は、過去に使われたアイデアを、再活用することについてお話ししました。
アイデアを出さなきゃいけないときには、昔のアイデアを再活用することも考えてみてください。
昔のアイデアも、時代の変化や新しいアイデアを組み合わせれば、全く違う結果を出せるでしょう。
新しいアイデアにこだわらず、昔のアイデアを上手く使うのも1つの方法ですよ。