その改善はして大丈夫?全体のことを考えて改善しよう
どうも、いおねむです。
上手くいっていないことを改善していくのは、とても良いことですよね。
ただ自分にとって良くなることでも、周りにとってはマイナスになるかも知れません。
あなたが改善することで、どういう影響があるのか考えてみましょう。
改善は全体を良くするためにしよう
あなたは日々自分の生活を改善し続けていますか。
仕事の現場ではいつも改善を要求されているかもしれませんが、日常生活にだって改善は必要です。
どんどん工夫して生活を改善していくべきです。
ただ改善するときには、それをやることで周りに迷惑がかからないか、という視点を忘れないようにしましょう。
改善は、全体を良くすることが重要なのです。
改善するときに視点を広げるべき理由
なぜ改善をするときに全体を考えるべきなのでしょうか。
結論から言うと、全体がマイナスになるのであれば、改善してもしょうがないからです。
自分だけが良くなる改善は、周りの負担が増えるかもしれません。
自分が良くなったメリットよりも、周りの負担が増えたデメリットの方が大きければ全体でマイナスです。
あなたは改善して楽になっても、その結果負担が増えた人はあなたに悪い感情を持つかもしれません。
改善する時に視点が狭いと、思わぬところでマイナスになってしまうのです。
視点を広げて、全体が良くなる改善を考えましょう。
自分だけが良くなる改善をするとどうなるか
もし自分だけが良くなるような改善をするとどうなるのでしょうか。
ここでは値下げについて考えてみましょう。
商品の値段が下がるのは、買う側にとっては良いことです。
では売る側はどうでしょうか。安売りして売る量を増やして利益を上げるだとか、安売りの広告効果でプラスになるとか、全体を良くする計画の中で安売りするのは、全体を考えた作戦でしょう。
これが仕入先に値下げしてもらって下がった分を、値下げしただけだとどうですか?
商品を売る側としては、仕入れが安くなるという改善をしただけで、マイナスはありません。
損をしているのは仕入先です。仕入先に余裕がなければ、売値が下がったマイナスが原因で、潰れてしまって仕入れに影響が出るかもしれません、
あるいは値下げの分、材料の質が下がって、商品の評判が落ちてしまうかもしれません。
自分だけが良くなるような改善は、どこかしらに悪影響があるものなのです。
まとめ
なにごとも改善していくというのは良いことです。
しかし改善によって、やることのバランスが崩れたりすることもあります。
一部だけを改善しただけだと、全体的にはマイナスになってしまうかもしれません。
改善するときには視点を広げて、全体が良くなることを意識しましょう。