大事なことを書き出すことの効果

自分の中で大切なことってありますよね。

なりたい自分だったり、そのためにやることだったり、あるいはその日のうちにやらなければいけないことなんかも大切なことでしょう。そういった大切なことはどのように整理していますか?

もし頭の中で繰り返し思い出して意識しているのであれば、それはエネルギーの無駄づかいです。メモやノート、電子ファイルなんかに書き出して、エネルギーを節約しつつ自分の中で定着させるようにしましょう。

大切なことを意識しすぎるのは大変

大切なことは自分の中で大きいものでしょうから、意識すればすぐに思い出せるものでしょう。しかし、人間の頭は一つのことを意識し続けられるようにはできていません。

マインドフルネスをやったことがある人であれば分かると思いますが、一つのことを意識しようとしても他のことがつい頭に浮かんできてしまうのです。

意識することが多いと大切なことが押し出される

大切なことでも思い出すサイクルが長くなると、だんだん記憶の奥に押し込まれていってしまいます。頭の中のパッと思い出せるエリアから押し出されてしまうと、思い出すことすら忘れてしまいます。

かといって記憶の奥まで押し込まれないように、何度も繰り返し意識するのはエネルギーを使いますし、他のことを考えるときに邪魔になってしまいます。

人の頭は意識し続けることにはあまり向いていないのです。

大切なことは書き出す

大切なことをパッと思い返せるようにするには、書き出してしまうのが一番です。

大切なことはメモやノート、電子ファイルなんかに書き出してしまいましょう。

書き出すことでのメリットは3つあります。

意識しなくてよくなる

忘れないよう必死に頭の中で意識していていた大切なことが、書き出したものを見返すだけで思い出せるようになります。

強いていえば書き出したものを覚えている必要がありますが、頭の中ですべてを意識し続けることに比べればエネルギーは使わないで済みます。

書き出すことで定着する

書き出すという行動と覚えていた内容が関連づけられるので、頭の中に定着しやすくなります。

書き出すことであったり、メモやノート、電子ファイルからの連想で思い出せるため、意識し続けるよりもよっぽど頭の中に残るようになるのです。

イメージで思い出せる

頭の中で大切なことを意識するだけでは、大切なもの同士の関連性だとか全体像はわかりにくいでしょう。

これを書き出して図であったりリストにしてしまえば、思い出すときには図やリストが浮かんできて構造的に思い出せるようになります。

まとめ

自分にとって大切なことであっても、頭の中に残し続けるのは大変です。人の頭は一つのことを意識し続けるのには向いていないからです。

大切なことをいつでも思い出せるように、メモやノート、電子ファイルなどに書き出すようにしましょう。

書き出すことで意識し続ける必要がなくなり、定着しやすくなり、イメージで思い出せるようになります。

大切なことを書き出し自分の頭の中を整理して、自分にとって大事なことにエネルギーを使うようにしましょう。