話相手が意見を主張しているときに、気をつけるべき1つのポイント
人と話しているときに、相手が自分の意見を主張していることってありますよね。
相手の主張している意見が、あなたの考えと違うときはどうしていますか。
もし議論して意見を相手にぶつけることが多いなら、我慢するようにした方がいいです。
話相手が親しい間柄だと、意見をぶつけてやりこめてしまっては、後々の人間関係に響いてしまうかもしれません。
人の意見を尊重し、ときには受け流してやり過ごすことも、円滑なコミュニケーションには必要不可欠です。
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話相手が求めていることは何か
人と話しているとき、相手が自分の意見を主張してきたら、相手は何を求めているのでしょうか。
大抵の場合、話相手が求めているのは、あなたの共感です。あなたに自分の意見を認めてもらいたい、という気持ちで意見を主張しているのです。
自分の考えは人と同じ、主張したら話した相手は認めてくれる、という承認欲求を満たしたいという気持ちがあるのです。
お互いが違う意見をぶつけ合ったらどうなるか
自分の意見に共感して欲しいという話相手の思いに対し、あなたはどう返すべきでしょうか。
意見が同じであるのであれば、何の問題もありません。ただ相手に同調すればいいだけです。お互いの意見が同じであれば、話も弾むことでしょう。
問題は意見が違う場合です。意見が違うときにあなたはどう返しますか。
あなたが違う意見を持っているのであれば、あなた自身もその意見を相手に認めて欲しいと感じることでしょう。お互いが違う意見を持っていて、違う意見をぶつけ合ったらどういう結果になるでしょうか。
客観的に考える理想は、2つの意見が上手く組み合わさった理想の意見にたどり着くことですよね。
しかし当事者であれば、上手く組み合わさった意見を目指したいとは思わないでしょう。相手に自分の意見を認めさせたいとしか思えないはずです。
違う意見をぶつけ合ったとしたら、結果はお互いが自分の承認欲求を満たせず、嫌な思いをして終わるだけです。
意見が違うのであれば適当に同意してやり過ごす
話相手の意見があなたのの意見と違うのであれば、あなたの意見を主張するべきではありません。
適当に同意して相手の欲求を満たして、その場をやり過ごしましょう。そうすれば話相手は満足します。話相手が満足すれば、意見をぶつけ合ってお互いが嫌な思いをすることを防ぐことができます。
もちろん、あなたの意見と違う意見に同意するのは難しいと思います。ですから適当に同意する、という対応が重要です。思い入れのある自分の意見が認められないのは不快かもしれませんが、話相手とぶつかってお互いが不快な思いをするよりは、損得の面でマシな終わり方になるはずです。違う意見は気にするのではなく、他人事だと考えやり過ごすことが大事です。
まとめ
話相手があなたと違う意見を主張してきたときに、相手が求めているのは意見への同意です。もしあなたの意見が話相手と真逆だったとしても、グッと抑えて相手にとりあえず共感してやり過ごしましょう。大抵の場合、真逆の意見に同調する不快感は、意見をぶつけ合うことで起こるお互いの不快感に比べればマシです。
あなたと違う意見は、気にしないで他人事だと考えやり過ごすようにしましょう。