サボりぐせは依存症と同じ?正しく向き合い改善を
あなたはちゃんと仕事や勉強をできていますか。
ふとした時にスマホやネットに目を向けてサボってしまうことはありませんか。
サボりぐせに悩んでいる人は少なくないと思います。サボりぐせというと、自分の心の問題だから、改善できないのは自分が悪いとなってしまうものでしょう。
しかし、本当にサボりぐせは、自分の精神力だけの問題なのでしょうか。
わたしはサボりぐせは依存症に近い、病気のようなものだと捉えています。
サボりぐせを病気と認識して、正しく向き合って改善していくことが大事だと思います。
サボりぐせのある人の行動
サボりぐせがある人はどのような行動をするのでしょうか。
仕事や勉強の途中でついスマホをいじってしまったり、ついネットを見てしまい、やるべきことから逃げてしまう。あるいはやらなければいけないことをつい後回しにしてどうでも良いことをしてしまうのではないかと思います。
サボりぐせのある人は、簡単にいうとやるべきことから逃げて、どうでもいいことをしてしまうのです。
サボりぐせは依存症と同じ
なぜやらなければいけないことをやらないのでしょうか。
ただやらないだけならば意志が弱いとなりますが、できないと考えるとどうでしょうか。
おそらくサボりぐせがついている人は、脳がサボることを覚えてしまっています。やるべきことをやろうとしても、脳が最優先の行動をサボることだと判断してしまいます。サボりぐせの人は、脳のコントロールが効かず、やるべきことができないのかもしれません。
サボりぐせの改善には依存症の知識を活用
サボりぐせが依存症に近い状態であるならば、同じように対処をするべきです。
自分が病気であると捉え、どういう問題が起こっているかを整理しましょう。
キンバリー・ヤング博士はネット依存の対処法として以下の5つを挙げています。
- 自分が失いつつあるものを知る
- ネットを使用している時間を計る
- 時間を管理する
- 支援を見つける
- きっかけを探す
全部がサボりぐせの対処にも有効ではないかもしれません。しかし、こういった対処法を転用すればサボりぐせを改善するのに役立つことでしょう。
まとめ
サボりぐせは重度になってくると、脳のコントロールが効かない依存症に近い状態なのだと思います。脳のコントロールが効かない状態で、自分の精神力の問題だと考えるのはよくありません。自分は心が弱いのだと思い込み、悪循環を生んでしまいます。
サボりぐせを改善しようとするならば、まずは病気だと認識することが大事です。依存症の対処法を取り入れ、改善していけばサボりぐせは解消できるのではないかと思います。