あなたの気持ちは全体向け?気になる部分を切り分けよう

どうも、いおねむです。
あなたは物事を全体でくくって考えていませんか?
会社は良くならない日本はもうダメみたいに、全部をくくって考えることもあるでしょう。
でもそう思った理由って、限定的なことだったりしませんか
全体をくくらずに切り分けて、気になる部分はどこかをハッキリさせるようにしましょう。
物事を切り分けて理由を限定しよう

あなたは物事を切り分けて限定的に考えられていますか?
考え方が浅い人は物事を細かく切り分けずに、全体でくくりがちなんじゃないかなと思います。
会社が良くないとか日本はダメだみたいに、主語を全体にする人っていますよね。
でも実際に良くない部分とかダメな部分って、全体の中の一部なんじゃないでしょうか。
しっかり考えている人は、こういうところは良くないけど良いところは良い、と切り分けられている印象です。
全体が悪いって思っていても、ネガティブな気持ちの理由を掘り下げると限定できるんじゃないでしょうか。
理由を全体に広げてしまう人は、深く考えられていないような気がします。
物事についてしっかり考えて、理由を限定できるところまで深堀りしましょう。
理由を限定できるまで切り分けるべき理由

あなたは嫌いなものや認めたくないものを、ついついまとめて考えてしまっていませんか?
嫌いな人のことなんかは、人格レベルで否定してしまうかもしれません。
でも本当にその人の何もかもが嫌いだと思っていますか?
嫌いな人であっても、認められる良い部分もありますよね。
逆に特定の誰かから嫌われてるって思っている場合もあるでしょう。
でも本当にその人はあなたのことを嫌いなんでしょうか。
嫌っているとしても、それは引っかかっている点だけなんじゃないかと思います。
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」なんて言葉もありますが、坊主が悪いからって袈裟を憎む必要はないですよね。
全体に対する印象は、切り分けていったら限定的なものだったりするんじゃないでしょうか。
印象で考えず正しい判断をできるように、理由を切り分けて限定するようにしましょう。
限定的に考えるにはどうすればいいか

じゃあ限定的に考えるには、どうすればいいでしょうか?
限定的に考えるためには、とにかく掘り下げていくことです。
好きや嫌いだと思ったきっかけや要素がわかれば、そこを掘り下げていってください。
しっかり掘り下げていくことができれば、好き嫌いの理由が見えてくるはずです。
理由がハッキリできたら、他のことに当てはめることができるかもしれません。
特に好きな理由なんかは、新しいことに挑戦するときの決め手にできますよね。
理由を掘り下げて限定することができるようになれば、あなたの判断を助ける武器になるのです。
まとめ

今回は全体でくくらずに、物事を切り分けて限定的に考えようということをお話ししました。
考え方が浅くなっている人は、全体でくくって考えがちです。
でも実際には気になるところって、全体ではなくて一部ですよね。
大きなくくりでまとめないで、自分の気持ちがどこからきているのかしっかり分析しましょう。
なお今回のお話は、筑波大学大学院 外山美樹准教授の「勉強する気はなぜ起こらないのか」を参考にしています。
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