スマホゲームと積み重ね
人生をより良く過ごすためといいながらスマホゲームの話とはいかがなものかとも思いますが、スマホゲームの仕組みは日々積み重ねてやるように出来ているよねというお話。
個人的にはスマホゲームは楽しむ部分よりも弊害が多いと認識してはいますが、それでも程々に楽しむくらいはしています。
ゲームに限らずスマホはふとした時に触りたくなるように作られていますが、客観的に見てみると積み重ねによる成長を実感しやすい作りになっているのだなあと思います。
積み重ねていくためにはまずなりたい自分を意識して、それに近づくための行動を続け習慣化することが大事なわけですが、これはわかりやすくトッププレイヤー、ランカーという目標があるので意識しやすいのではないでしょうか。
習慣を身につける4ステップ(きっかけ→欲求→反応→報酬→きっかけ)の確立ですが、ログインボーナスという形で毎日最低限やることがはっきりしていますし、ゲーム内のアイテムを取るためにプレイするというのは、したい行動とする必要がある行動がセットになっていると言えるでしょう。実現するための反応(行動)を簡単にするという部分は1回1回のプレイはそんなに長くはないですから反復も苦にならないですし、報酬はゲーム内でお金と同等な価値があるものですから好きでやっている分には満足できるものでしょう。
最初のうちは出来ることは多くない分レベルアップしやすいから達成感を得ることが出来ますし、アイテムやキャラクターを得るという報酬が都度与えられているのでもうちょっと頑張ろうという意欲を持ちやすいのでしょう。
そんなスマホゲームですが、やっていくうちに楽しんでいる部分がやらなきゃいけない義務になり、報酬を取る、ランクインしなきゃという執着になり、段々と辛くなってくることもあるでしょう。
スマホゲームにのめり込んで報酬に執着しすぎず、自分に無理のない程度に楽しむことが大事なのかなと思います。