PREP法によるライティングの難しさ
ライティング記法について勉強しようとすると、まず出てくるのがPREP法というフレームワークです。
Blogを書くのであればこの記法をマスターしましょう、この記法で書き続けることが重要です、というような記事がたくさん出てくるので意識しています。
しかし、現時点では上手くPREP法で書けている気がしないです。
おそらくこの記法の肝であるREの部分が出来ていないのではないかと認識しています。
PREPという記法は以下の頭文字です
”Point” 結論
“Reason" 理由
“Example" 事例、具体例
”Point” 結論を繰り返す
これを1000文字程度で書こうとするのであれば、事例を2つほど入れてP、R、E、E、Pをそれぞれ200文字程度で書くとバランスが良くなるのでしょうか。
しかしこれまでの自分の文章を振り返ると、理由と具体例がくっついて中途半端な塊が出来、それを補足する形でだらだらと文章を書き連ねてしまっている気がします。
結果としてREの部分がまとまりのないものになっているのだという認識です。
理由と具体例がくっついてしまっているケースとしては、具体例があるのでこういう理由だと考えます、という話の流れがあります。
理由だけを1つの塊せず、具体例で補って1つの塊にすることで、その塊において理由の説得力を高めることは出来ます。
一方でその後の構造として繰り返しになるので具体例を挙げづらくなります。
理由を補強するために具体例を並べるのがPREP法の基本的な展開です。
しかし理由を言うときに具体例を加えてしまうことで、その後に入るのが理由の根拠であるとか、自分の感想のようなPREPのどれでもないような、ただ文字数をかさ増しするだけの文章になってしまっているのです。
適切な位置に具体例がないことで、理由を強調することが出来ていないのだと思います。
全体を通して見ると、主張がはっきりしないので曖昧な印象になっているのでしょう。
PREP法はBlogにおけるライティング記法の基本なのは間違いありません。
しかし、自分の文章を見なおすと、ReasonとExampleが混ざった、主張がはっきりしない構造になっているような気がします。
PREP法による文章が正しく成立するように、文章全体で主張したいPointを明確にし、ReasonとExampleがはっきりしている文章を書けるよう、これからも訓練していく所存です。