もったいない精神に負けずに自分のことを考える

今回はもったいない精神に負けない考え方についてお話します。

あなたはもったいないと思って、ついこんなことをしていませんか?

  • 節約のために空調はギリギリまで我慢する
  • 体に合っていない症状があるけど、食べ物やスキンケアの習慣を続けている

もったいない精神は日本人の美徳だと思います。しかし、もったいないからと自分のためにならないことを続けていると、お金を無駄にしないどころか余計な費用までかかってしまうかもしれません。自分のためにはもったいない精神に負けない考え方をすることも大事です。

[toc]

もったいない精神とは

もったいない精神とは元々は仏教の考え方です。モノのもつ本来の価値を無くしてしまうのが惜しいから、モノの形が残っている限りは最後まで使いつくそうという精神のことを言います。

買ったものは使い切るというのは、最後まで使いつくそうということですし、お金を節約したいというのは、本来の価値を無くすのが惜しいから、お金の状態を維持したいということなのでしょう。

もったいない精神は裏目に出ることも

もったいない精神は素晴らしい考え方ですが、常に良い考え方かというとそうでもないのです。

最初に挙げた例について考えてみましょう。

節約のために空調はギリギリまで我慢する

確かに空調を使わなければ、電気代の節約になります。お金がもったいないと思うのであれば、お金をできるだけ使わないようにするというのは正しい考え方に思えます。

しかしその節約はあなたにとって本当に良いこととは限りません。空調を我慢した結果体調を崩してしまったらどうなりますか?

病院に行ったり薬を買ったりで電気代以上の出費がかかってしまうかも知れません。病院や薬が必要ない程度の体調不良でも、一日を健康な状態で過ごせないというのはマイナスです。電気代分のお金はあなたの健康な一日よりも価値があるものですか?

節約も大事ですが、自分の健康のために使うことの方が大事なのではないかなと思います。

体に合っていない症状があるけど、食べ物やスキンケアの習慣を続けている

買ってしまった以上は最後まで使い切りたいという心理はわかります。ですが牛乳を飲んだらお腹を壊してしまうだとか、保湿オイルを塗ったらニキビが出来てしまうとかの、ハッキリとした悪影響が出ているのであれば、スパッとやめて捨ててしまった方が良いです。

やめてしまえば体の不調は止まるでしょうし、治すための時間も取られなくて済みます。合わないものについてはもったいないと思わずに、やめて捨てる勇気が必要なのです。

まとめ

もったいない精神は素晴らしい考え方です。しかしあなたのためにならない場合もあります。もったいない精神に囚われすぎずに、自分のためになる判断をするよう心がけていきましょう。