ニキビができたら油分に気をつけるべきたった1つの理由
あなたの肌は調子はどうですか。
日々スキンケアをしっかりしていれば、肌の調子もよく、気持ちよく過ごせることでしょう。
しかし、スキンケアをしっかりしていても、体質によってはニキビができてしまうかもしれません。ニキビができると憂鬱になりませんか。憂鬱になるようなニキビを悪化させる原因の1つが油分です。ニキビができてしまったときには油分に気をつけるべき理由をお話します。
[toc]
ニキビができる原因
ニキビの原因は様々で、ストレス、生活の乱れ、食事の偏り、睡眠や運動の不足などあらゆることが複雑にからみあっていて、特定は難しいそうです。
ニキビができる仕組み
ニキビができる仕組みを簡単にまとめると、以下の5つの流れにあります。
- 男性ホルモンや皮脂の分解産物で毛穴の出口が詰まる。
- 毛穴の出口が狭くなることで毛穴の中に皮脂がたまる。
- 皮脂を餌にアクネ菌が繁殖して炎症を起こす。
- 炎症が起こると毛穴周りが赤く腫れ上がる。
- 炎症が進むと毛穴の壁が壊れて広がる。酷いと跡が残る。
3くらいから、見たらニキビとわかるようになります。
ニキビができる原因は、毛穴の出口が詰まること、と言えるでしょう。
ニキビの流れを調べると、炎症を起こすアクネ菌を殺菌すればいいのでは、と思うかもしれません。しかしアクネ菌はニキビの原因というだけではありません。アクネ菌は皮膚の常在菌で肌表面のバランスを正しく保つ役割があるのです。
ニキビの対策
まずは睡眠を最低6時間とって肌の免疫力を維持すること、規則正しい睡眠をとることで成長ホルモンの分泌を促すことが大事です。睡眠をしっかりとれば、跡が残るほどの悪化は防ぐことができるでしょう。
次に気をつけることはアクネ菌を繁殖させないことです。
アクネ菌は油分を栄養として繁殖します。ですからスキンケアで油分の多いオイルやクリームを使うと悪化することがあります。皮膚の表面に油分が残らないようにするには、洗顔することが大事ですが、洗顔料も油分を含んでいます。洗い上がりがしっとりするのは油分の効果です。アクネ菌を繁殖させないためにも油分に気をつけてスキンケア用品を選びましょう。
ニキビ肌ならココナッツオイルは避けたほうが良い
私はしっかり睡眠を取り、運動をして、栄養バランスには気をつけています。
ストレスが無いような生活を心がけていますが、それでもニキビができてしまいました。そもそもテカリ肌なのでできやすい、というのも原因の1つだと思います。しかしよく考えると、日々のスキンケアでココナッツオイルを使っているのが原因なのではと気付きました。
ココナッツオイルは抗菌効果があるので、アクネ菌の繁殖は抑えられるかもしれませんが、毛穴を詰まらせやすいというデメリットがあります。メドジェニック指数という毛穴の詰まらせやすい成分かどうかを判断する基準があるのですが、詰まらせない0から詰まらせやすい5までの6段階ある中で、ココナッツオイルは4という高い数値になっています。ニキビに気をつけるのであれば、ココナッツオイルによるスキンケアは避けたほうが良いでしょう。
もちろん洗顔料であれオイルやクリームであれ、油分以外の効果が重要であるならばそちらを取るのはいいと思います。ただニキビが気になるのであれば、油分に気をつけて選ぶことが重要です。
まとめ
今回はニキビの原因と対策についてお話しました。まずはしっかり睡眠や運動、食生活改善をしましょう。
ニキビは毛穴が詰まることで起こりますから、毛穴を詰まらせないようにすることが大事です。また油分によって毛穴の中の炎症を起こすアクネ菌が繁殖すると、ニキビは悪化してしまいます。
ニキビができないように、できても悪化しないように、スキンケア用品は油分に気をつけて選ぶようにするようにしましょう。