炭水化物は善か悪か?エネルギー源としての炭水化物の価値
どうも、いおねむです。
最近は炭水化物は良くない、という考えを良く聞くような気がしませんか?
炭水化物は、3大栄養素の1つである重要な要素です。
周りの意見を聞き入れるのも良いですが、自分自身で理解することも大事ですよ。
[toc]
炭水化物は重要なエネルギー源
炭水化物は糖質と食物繊維でできていて、体内に取り入れられた後に分解されます。
糖質は脳や筋肉、全身に酸素を運ぶ働きなどのエネルギー源となります。
その他にも、腸内環境改善する効果を持っていたりもします。
しかし取りすぎると肥満や病気の原因にもなるのも事実です。
炭水化物を取る上では、この後の説明を読んで、量や順番を意識するようにしてください。
炭水化物の良いところと悪いところ
炭水化物は3大栄養素の1つとしてあげられる栄養素であり、体を動かすエネルギー源として重要なものです。
しかし炭水化物を取ることで体にマイナスの影響が出るというのも事実です。
ここでは炭水化物の良いところと悪いところについて、ご説明していきます。
炭水化物の悪いところ
先に悪いところからお話ししていきます。
炭水化物の悪いところは、上でも書きましたが、取りかたによっては体にマイナスの効果が出るというところです。
マイナスの効果は大きく2つあります。
1つ目は中性脂肪です。
炭水化物の糖質は、血糖となりエネルギー源となって働いてくれますが、使わなかった部分は中性脂肪として蓄えられてしまいます。
中性脂肪はある程度は必要なものです。
しかし、多すぎたら肥満につながりますし、動脈硬化などの原因にもなってしまいます。
炭水化物の取りすぎは中性脂肪の増加につながってしまうので気をつけなければいけません。
2つ目は血糖値の急激な上昇です。
炭水化物は、血糖値を上げやすいものが多いのです。
血糖値が急激に上昇すると、血管の内側が耐えきれずにダメージを受けてしまいます。
血管の内側を痛め続けてしまうと、脳卒中や心筋梗塞、ガンなどのリスクが上がってしまうのです。
また血糖値の急上昇によってタンパク質と糖質が結びついて糖化が起こってしまいます。
糖化は老化の原因の一つなので気をつけなければいけません。
血糖値の上昇は、野菜、味噌汁、タンパク質、炭水化物の順に食べるなど、食材を食べる順番を工夫することで防ぐこともできます。
炭水化物の良いところ
炭水化物の悪いところをあげましたが、今度は良いところをご紹介します。
消化が良くて手軽にエネルギー源になるというのは大きな強みです。
また炭水化物に含まれる糖質は、腸内の細菌の栄養という面も持っています。
そして、炭水化物に含まれる食物繊維は、腸内環境を改善する役割もあるのです。
腸内環境改善という意味では、炭水化物はとても重要な役割を果たしてくれます。
まとめ
今回は、炭水化物についてお話ししました。
炭水化物は3大栄養素の1つで、エネルギー源として重要です。
しかし上手に取らないと、中性脂肪の増加や血糖値の急激な上昇を、引き起こしてしまうかもしれません。
炭水化物は手軽なエネルギー源ですし、腸内環境改善の役割も持っています。
炭水化物を取るときには、順番や量を考えて、プラスになるように意識しましょう。