見つめる鍋は煮立たない?一つのことに固執しないようにしよう
どうも、いおねむです。
あなたは「見つめる鍋は煮立たない」ということわざを知っていますか?
待っている時間は長く感じられますし、得られるものもありません。
待っている内容を意識して時間が経つのを待つよりも、他のことを考えて有意義に過ごしましょう。
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考えすぎて煮詰まるのなら時間をおこう
何か一つのことを考えているとき、考えすぎて煮詰まってしまうことってありますよね。
考えすぎて煮詰まってしまうなら、いったんその事は寝かせましょう。
他のことを考えたり、一晩寝てリフレッシュしたりすると、答えが見つかるものです。
ちょっと話は変わりますが、料理しているときって、煮込んだり、冷暗所に寝かせたり、オーブンにかけたりしますよね。
料理中といっても、自分の行動としては待つだけという場面は結構あります。
考えることも料理と同じで、ただ何もせずおいておくことが、思考のために必要な要素だったりするのではないでしょうか。
ただ待つことで得られる結果もある
なぜ何もせずおいておくことに効果があるのでしょうか。
「見つめる鍋は煮立たない」ということわざがあります。
まずこのことわざの意味を紹介しますね。
待っている時間は非常に長く感じられるということのたとえ。鍋が煮立つのを見ながら待つと、なかなか煮え立たないという意から。
この言葉は外山滋比古さんの「思考の整理学」という本に「見つめるナベは煮えない」というちょっと違った表現で書かれています。
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鍋が煮えるのをじっと待っていると時間は長く感じます。
待っているのが耐えられず、中身を混ぜて確認したりしたら、温度が下がってより時間がかかるかもしれません。
待っている間鍋の中身を気にしていても、得られるものはありません。
また鍋の中身を意識していると、時間を長く感じてストレスになるでしょう。
大事なのは時間をあけることなのです。
時間が経てば結果がついてくるのですから、いったん別のことをしてそのことは忘れてしまえばよいでしょう。
考えることは煮立てる鍋と同じ
考えることも煮立てる鍋と同じです。
同じことを考え続けて煮詰まっているなら、いっそ別のことを考えた方が良いです。
いったん今考えていることを棚上げして、別のことを考えたりいっそ一晩寝かせたりする。
そして時間が開いてからもう一度考えたら案外すっとアイデアが浮かんでくるかもしれません。
あなたの思考にも、時間があけることが必要なのです。
まとめ
今回は一つのことをただ考えるよりも他のことを考えるべき理由についてお話ししました。
一つのことを考え続けていると、思考が凝り固まってしまいます。
一度頭が凝り固まってしまうと、いいアイデアが出てこないまま停滞してしまうかもしれません。
考えても考えてもアイデアが出てこないなら、いったん今考えていることは棚上げしましょう。
別のことを考えたり、一晩ぐっすり休んだりして頭をほぐせば、答えが出てくるかもしれませんよ