何をすればいいかわからないから抜け出す
日々の生活の中で、何をすればいいかわからないと思うときがあるのであれば、それは危険な状況です。
自分のやるべきことを主体的に考えられていないので、やらなければいけないこと、言われたことをこなすことに終始している可能性があります。
あなたが指示待ち人間として生きることを良しとするのであれば、それでも良いかもしれません。
そうでないのであれば改善して何をすればいいかを考え行動にうつすべきだと思います。
何をすればいいかわからないという状況はどのように発生するのでしょうか。
1つは目の前にやらなければいけないことがないというケースです。
ひたすらにやらなければいけないことを処理してきた結果、一時的ではあってもやらなければいけないことをすべて終わらせた状態になったのでしょう。
この場合は単純に次にすることを考えれば良いと思います。
次にやらなければいけないことを探す、特になさそうであれば自分の中で重要度が高いものに取り組む、というように動いていけばよいでしょう。
もう1つのケースは少し厄介で、やらなければいけないこと、自分の中で重要度が高いものはわかっているが、どうすれば達成できるのかという道筋が見えていないケースです。
このケースの場合は、達成するゴールまでの道筋が与えられてきたため、やることがわかっていれば普通に動けます。
ただ、いざ自分でなんとかしようとなったときに、目の前が真っ白になって何をすればいいかわからない状態に陥ってしまうのです。
上がガチガチに管理するタイプから自主性に任せる放任タイプに変わると、このような状況に陥りがちです。
この場合はやらなければいけないこと、重要度が高いものがわかっています。
言い換えるなら、自分の中でのゴールは見えています。
後はゴールまでの道筋をはっきりさせれば良いのです。
ゴールまでの道筋をはっきりさせるために重要なのは、何が必要なのか考えることです。
手順がわからないなら調べる、知識不足ならとりあえず調べてみる、やったことがある人、知ってそうな人に聞いてみるなど、ゴールに近づくための情報収集から始めましょう。
次のアクションは実際に行動に移すことです。
なぐり書きでもいいから書いてみる、作ってみるなど手を動かすことで、今の自分に出来ること、出来ないことが見えてきます。
手をどう動かすのかわからないなら写経でもいいです。
人のコピーでも作ったものがあれば、それがベースとなり少し先に進むことが出来ます。
大事なのは出来たときに次に使えるよう、リセットしないことです。
自分がどんなことをしたのか記録し振り返れるようにしましょう。
一から始めるとしても、前にどうしたかを思い出せれば効率は上がります。
何をすればいいかわからないということは、自分でやるべきことを見出だせていないということです。
そんな状況から脱却するためには、ゴールまでの道筋をはっきりさせるために、必要なことを調べるところから始めていきましょう。