なりたい自分の優先順位と行動のバランス
なりたい自分は1つではなくて、何もかも出来るようになりたい、何もかも叶えたいと思うものなのではないかと思います。
しかし人間同時にこなせることには限界があります。
何が自分にとってより大事か、複数の目標を同時に目指す上で妥協できる点はないかということを考えるのも必要なのではないでしょうか。
なりたい自分の優先順位を考え、後に回せることは後回しにしてしまいましょう。
具体例をあげますと、私は午前中の仕事のパフォーマンス向上よりも体重増の方が優先順位が高いので、朝食はしっかり取るようにしています。
私の場合は体重を増やすという目標があります。
体脂肪率が1桁で肋骨が目立つ状況なので、体脂肪率を2桁まで上げ肋骨が目立たないようにしたいと思っています。
地方で暮らしていた頃は今より20kg程重かったので、体質的に太りにくいハードゲイナーという訳ではなく、単に現在の運動習慣により消費カロリー＞摂取カロリーという状況なのだと捉えています。
朝食をしっかり取ると、10時頃に血糖値が上がり眠くなってしまいます。仕事や勉強のパフォーマンスが向上する午前中に、眠くなるのはもったいないというのはその通りだと思います。朝食を抜きちょこちょこナッツ類を食べて空腹を抑えるとともに、昼の血糖値の急上昇を起こさないようにするというやり方であれば、午前中高いパフォーマンスを発揮できるでしょう。
ただ私にとっては朝食抜きにすることで、摂取カロリーを減らすことのデメリットの方が大きいのです。
体重を増やしたいだけならば、朝食以外の摂取カロリー増やせばよいわけなので、他の2食の食事量を増やすだとか、お菓子やウエイトゲイナープロテインを摂るなどの方法はあります。
しかし、朝食を抜いた分を他の2食で補填して、かつ消費カロリー以上になるよう追加でカロリーを摂るというのは簡単ではありません。お菓子やウエイトゲイナープロテインで補うにしても費用が馬鹿になりません。
消費カロリーを減らすという部分で日に1～2時間という過剰なウォーキングは控えるようにしました。
それでも最低限のウォーキングと筋トレは、積み重ねが大事な習慣ですので削れるポイントではないと考えています。
といった具合に自分にとって運動習慣、食生活を整理し優先順位を考えた結果、朝食は摂るようにしています。
相反する目標があるのであれば、何が自分にとってより大事か考え、行動に反映させるとよいのではないでしょうか。