判断基準を持ち、判断を楽にする。
日々の生活の中で判断をするというのはとてもエネルギーを使うことです。判断するということを出来る限り減らすため、判断基準を持ちましょう。
お金だとか、時間のようなもので判断基準を持つことで、欲しい物を買う買わない、イベントごとに行く行かないといった判断が楽になります。
結果として考える力に余力を残すことが出来るのです。
なぜ判断するのにエネルギーが必要なのか
判断するというのは、様々な選択肢から1つを選び取ることだと言えるでしょう。
判断するためには選択肢について調べ、考えることが必要になります。
そしてその中から1つを選び取る訳ですから、選んだ結果への責任が生じるわけです。
調べて考える手間、結果については責任を負わなければいけないという重圧があるのですから、判断内容によって程度の差はあれストレスが発生します。
どうすれば判断が楽になるのか
判断するたびにいちいち内容を確認して、良し悪しを判断してとやっていたら時間がかかります。
ただでさえ大変な判断をするということを楽にするためには、自分なりの判断基準を持つことです。
判断基準を満たすからやる、満たさないからやらない。あるいは基準で考えると一番メリットがあるなどの観点で選ぶようにすれば、判断に要するエネルギーを減らすことが出来ます。
具体的な判断基準
判断基準はシンプルな方が良いです。私が物差しにしているのはお金です。
お金を基準にすると、物価と比較することで判断出来ますし、時間も時給換算することで判断できます。
例えば買い物で往復1時間かけて出かければ、より安く買える物があるとします。
厚労省によれば全国の最低時給は790円だそうです。
https://www.mhlw.go.jp/www2/topics/seido/kijunkyoku/minimum/minimum-19.htm
その買い物で浮くお金が790円以下であるならば遠出までして安く買う必要はないと言えるでしょう。
判断をしない、させない
判断をするということは、自分が考えている以上に疲れることです。
日々の生活の中で判断の負担を軽くするためには、自分なりの判断基準を持って決めることが大事だと思います。
私の場合は、お金という基準で物事を捉えるようにしていますが、自分の価値観に沿った基準であることが大事です。
自分の価値観に沿ったものであれば、判断に納得感を持てるでしょう。
また、相手の判断の手間を減らすのも大事です。
日程調整などで都合のいい日を決めて下さいなどと依頼すれば、決めなければいけない手間で後回しにされてしまうかもしれません。
こちらとしてはこの日が良いのですがご都合いかがでしょう、無理ならこの3日間で一番都合がいい日はどれでしょうなど、相手の判断が減るよう心がけた方が良いでしょう。
家族にご飯を決めてというのも、相手の負担になることですので気をつけましょうね。