コレステロール値が高いとどうなる?コレステロール値を改善する方法
どうも、いおねむです。
先日、血液検査をしたら、総コレステロール値が少し高いことがわかりました。
少し高い程度なら大丈夫かな?とも思いましたが、いい機会なので改善するためにはどうすれば良いのか調べてみましたので、ご紹介しますね。
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コレステロールとは?
コレステロールってよく聞きますけど、あなたはちゃんと理解されていますか?
自分は正直なんとなく高いとマズイもの程度の認識で、高いとどうなるかとかは把握していませんでした。。。
コレステロールというのは、いわゆる3大栄養素の1つである、脂質の1種です。
コレステロールはその役割として、細胞膜や胆汁酸、副腎質ホルモンなどの材料になる、体にはかかせない要素です。
しかし、コレステロールが多いと、動脈硬化の原因になってしまうのです。
コレステロールの詳細
コレステロールは大きくLDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪に分けられます。
LDLコレステロールは悪玉コレステロールともいい、肝臓で作られたコレステロールを各臓器に運ぶ役割を持っています。
LDLコレステロールが増えすぎると、血管の中に脂肪の塊ができてしまい、動脈硬化の原因となってしまいます。
HDLコレステロールは善玉コレステロールともいい、血中コレステロールを肝臓に戻す役割があり、少ないと動脈硬化の原因となります。
中性脂肪はトリグリセライドともいい、エネルギー源となる脂質なのですが、増えすぎると肥満や動脈硬化の原因となります。
簡単にいうと、コレステロール値をちゃんとコントロールしないと、動脈硬化が起こってしまうわけです。
コレステロール値の見方
では実際にコレステロール値はどれくらいなら良いのでしょうか。
検査報告書に書かれた基準範囲を、下の表にまとめてみました。
総コレステロール | 130~219 mg/dL |
中性脂肪 | 30~149 mg/dL |
HDLコレステロール | M40~79 F40~90 mg/dL |
LDLコレステロール | 70~139 mg/dL |
基準範囲は見ればわかるんですが、実は検査結果には3つしか数値が書かれていません。
3つしか数値が書かれていないのは、保険ではコレステロール値は3つしか測れないからだそうです。
ですから4つ目は計算して出さなくてはいけません。
そこで、コレステロールの計算式を紹介します。
総コレステロール=LDLコレステロール+HDLコレステロール+中性脂肪÷5
この式を知らないと、最後の1項目の値は出せません。
特に中性脂肪の計算を知らずに、全部足してしまったら、絶対おかしい数字になっていまいますからね。
コレステロール値の改善方法
コレステロールの説明ばかりしていてもしょうがないので、コレステロール値をコントロールするには、どうすればいいのかを説明します。
コレステロール値の改善のためには、次の7つに取り組みましょう。
- 禁煙し、受動喫煙を回避する
- 過食を控え、標準体重を維持する
- 肉の脂身、乳製品、卵黄の摂取を抑え、魚類、大豆製品の摂取を増やす
- 野菜、果物、未精製穀物、海藻の摂取を増やす
- 食塩を多く含む食品の摂取を控える(6 g/日未満)
- アルコールの過剰摂取を控える(25 g/日以下)
- 有酸素運動を毎日30分以上行う
出典: 動脈硬化性疾患予防ガイドライン(2012年版)(日本動脈硬化学会)
この6つは全部を意識したほうがいいです。
というのも総コレステロールで引っかかった私も、出来ていないのは半分くらいでしたので。
タバコも吸わないし、アルコールもほとんど飲まないし、運動もそれなりにしていて、食べすぎることはまずない生活をしていますが、それでも総コレステロール値が高かったのです。
高くなった原因は、卵黄や乳製品を取りすぎていること、塩分の取り過ぎ、有酸素運動が出来ていないことだと考えて、これから改善するつもりです。
まとめ
今回はコレステロール値のコントロールについてお話ししました。
コレステロール値をしっかりコントロールしないと、動脈硬化の原因になってしまいます。
コレステロール値をコントロールするためには、食生活に気をつけること、タバコ、お酒を控えること、そしてなにより有酸素運動を意識的に行うことが大事です。
油断して体を壊さないように、日ごろから病気の予防をしていくようにしましょう。