やりたいことの習慣化のために快不快を考える
やりたいことをやろうと思っても、習慣化するのは難しいものです。やりたいことに対して快の感情を持てないと、やらない方向に流れてしまい、いつまでたってもやりたいことで成長できません。やりたいことを習慣化するにはハードルを下げてとにかく続けましょう。21日頑張れば、やらないことを不快に感じられるようになり、自然に続けられるようになります。
やりたいことを続けるために快不快を考える
人間はやってもやらなくてもいいことに対しては、やらない方向に進んでしまうのです。やりたいことを、やってもやらなくてもいいことから、やらなくては気持ちが落ち着かないものに変えてしまうことが重要です。人間にとって一番重要な判断基準は快不快です。やりたいことであっても、やらないことに比べて不快であればやらないで済ますことを選んでしまいます。やりたいことを続けるためには、やりたいことが快なものであることが理想ですが、やらなければいけない、やった方がいいようなものだと、そう上手く行きません。であるならば、やらないことが不快になるようにすればいいのです。
やらないことが不快であれば、やる方向に進む。
やらないことが不快な状態というとどういう状況でしょうか。やらないことが不快というのは、自分の深層心理に根付くくらいに習慣化している状態です。例えば、大事なのは習慣化することです。習慣化には21日間の法則を使いましょう。とにかく習慣化したいことは21日間続ければ、習慣自体が普段考えているような顕在意識によるものから、無意識に考える潜在意識に受け渡されるのです。習慣化するためには、21日間のハードルを下げることも大事です。読書なら1日1ページ、語学学習や運動なら1日5分レベルの隙間時間でもやれるような内容にしておかないと、続けられません。そうして21日間続けて習慣化してしまえば、やらないことを不快に感じるようになります。やらないことが不快であれば、やる方向に進むでしょう。
人に宣言をするのは、効果がない人もいる
他にも、人にやることと期間を宣言するという方法もあります。しかし、個人的にはこれはおすすめしません。もちろん人にやることと期間を宣言すれば、ただ自分がやろうと思うだけのときよりも、やらなきゃいけないという意識が働きます。ところが最後の最後で、間に合わせるために頑張れる人と、間に合わないから諦めてしまう人に分かれてしまうのです。有言実行で生きてきた人は、言ったからにはやるという気持ちを、貫くことができます。しかし有言不実行の経験がある人は、できないならできないで仕方ないと考えてしまいます。諦めの選択肢を持っている人の場合は、宣言しても諦めることができてしまうのです。人に宣言をする効果は人それぞれです。あくまでサポートだと捉えるようにしましょう。
まとめ
やりたいことは、大抵の場合やらなくてもいいことです。やりたいことを続けるためには、やりたいことをするのが快だと思うのが一番ですが、やらないことの快に負けてしまうのが現実です。やりたいことが快にできないのであれば、やらないことが不快であるようにしましょう。やりたいことを習慣化できれば、やらないことが不快になるのでやりたいことを続けることができるようになるでしょう。