情けは人のためならず!人のために行動する意識を持とう
どうも、いおねむです。
「情けは人のためならず」って言葉がありますよね。
この言葉の精神は、社会で生きていくためにはとても大事なものだと思います。
所属している組織の力でなく、自分自身が認められるように、「情けは人のためならず」を意識して生きていきたいですね。
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「情けは人のためならず」の意識で生きる
あなたは「情けは人のためならず」という言葉の意味を知っていますか?
誤用でも有名な言葉ですから、間違って覚えているかもしれませんね。
正しい意味は、人に対して情けをかけることは、巡り巡って良い報いが返ってくる、というものです。
人に情けをかけることは、相手にとって良くないという意味ではありません。
「情けは人のためならず」という意識はとても大事です。
この意識を持っていれば、会社や肩書ではなく、あなたという個人が評価されるようになるでしょう。
なぜ「情けは人のためならず」なのか
「情けは人のためならず」とは人に情けをかけることで、自分に良い結果が返ってくるという意味です。
ではどうして人に情けをかけるべきなのでしょうか。
人に情けをかけるというのは、言い換えれば人のためになるように行動する、ということです。
仕事なんかだとつい、会社や肩書のために動いてしまいますよね。
でも実際に仕事でやり取りをしているのは、人格のある人間です。
相手のために行動することができれば、あなた自身の良さを相手が認めてくれるでしょう。
言い換えれば、会社や肩書ではなく、あなた自身と仕事をしてくれるようになるのです。
そうして築けた関係は、相手のことを考えない付き合いよりも強固なものになります。
あなたという個人が認められるようになり、仕事を進めやすくなるでしょう。
「情けは人のためならず」の2つの例
それでは「情けは人のためならず」の例を2つほど紹介します。
芸能界は「情けは人のためならず」で回っている?
1つ目の例は芸能ニュースでよく出るお話しです。
最近特に感じるのは、芸能界ではまさに「情けは人のためならず」で回っているな、ということです。
ウッチャンナンチャンの内村光良さんがいい例ではないでしょうか。
内村さんは若い頃から共演者だけでなくADにも親切だったそうです。
若い頃に親切にしてもらったADが出世して、プロデューサーになった今、また内村さんと仕事をしたいとオファーがあるから、今もTVに出続けている。
まさに「情けは人のためならず」を体現している方だなと思います。
内村さんに限らず、TVに出続けている方は、スタッフに対して親切だというエピソードが出てきますよね。
逆に少し前によく出ていたけど最近見なくなった芸能人の方というのは、スタッフに対して横柄な態度をとっていたというのも、ありふれた話です。
人に情けをかけられるかどうかで、未来が変わってくるというのがよく分かる例だと思います。
情けをかけられる人は会社よりも個人を認めてもらえる
2つ目は私の仕事上の経験からお話しします。
私は以前部品調達の仕事をしていたのですが、そのとき先輩に会社より取引先の味方をしなさい、と強く言われました。
会社の中で取引先の側に立てるのは、部品調達部門でしかないからです。
仕事の取引というのは、会社と会社のやり取りです。
基本的には取引先が見ているのは、あなたではありません。
あなたの所属している会社や、あなたの肩書をみているのです。
会社や肩書だけで生きていた人が、会社を辞めたらなにも残らなかったなんていうのもよく聞きますよね。
会社の指示通りに、取引先に要求を続けていたら、取引先との信頼関係は生まれません。
しかし、会社の指示が無茶だと感じたら、取引先の側に立てる人であればどうでしょうか。
取引先の人は会社ではなく、あなた個人を信頼してくれるようになるでしょう。
実際、部品調達をしていた人で、退職後取引先に入社した人もいました。
取引先が受け入れてくれるだけの信頼関係を築き、会社ではなく個人が認められた一つの例だと思います。
これもまた「情けは人のためならず」ではないでしょうか。
まとめ
今回は「情けは人のためならず」の意識が大事だというお話しをしました。
人に情けをかけることは、巡り巡っててあなたに良い報いが返ってくるものです。
人に情けをかけることができないと、あなた自身を見てもらえず、人からは会社や肩書といったラベルでしか評価されなくなるかもしれません。
あなたが個人として成長するのであれば、人に対して情けをかけられる人間を目指してくださいね。